
5月11日〜16日、イタリア・ヴァラッロで開催された「第35回ヴァルセシア・ムジカ国際コンクール」ヴァイオリン&オーケストラ部門で、日本の飯守朝子さん(23歳 / ミュンヘン音大大学院)がメンデルスゾーンの協奏曲を演奏し、第1位と特別賞を受賞した。
課題曲をコンチェルトのみに絞った同コンクール同部門では、2015年に鈴木愛理さんが、2016年に荒井優利奈さんがそれぞれ第2位(最高位)、2017年に福田廉之介さんが第1位、2018年に大野有佳里さんが第2位となっており、これで日本勢が5大会連続で上位入賞を果たす快挙となった。
今回は第1ラウンドに27名(日本5名)が出場、セミファイナルに12名(日本4名)、ファイナルに3名(日本1名)が進出した。
Prize Winners
1st Prize
Asako Iimori(Japan)
1st Prize
Vikram Sedona(Italy)
2nd Prize
Rok Zaletel Černoš(Slovenia)
“Inner Wheel” special prize
Asako Iimori(Japan)
飯守朝子さんは、「第67回(2013)全日本学生音楽コンクール」高校の部・東京大会第2位。「第86回(2017)日本音楽コンクール」入選