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日本からの入国制限 フランス・イギリスは解除、ドイツは継続

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6月30日に、EUが日本を含む14ヵ国からの入域制限の解除を勧告したことを受けて、日本からのビジネスや観光目的での入国を認める国が出てきた。

在外日本大使館等の情報によれば、フランス・オランダ・ギリシャ・スペイン・デンマーク・クロアチアなどが日本からの入国制限を解除、EUを離脱したイギリスも、イングランドへの入国制限を解除した。

イタリアは入国は認めるが、14日間の自己隔離を義務付ける。

一方、ドイツ・オーストリアなどは入国制限を継続している。

※以下、2020/7/6時点で確認できた情報。解除措置は今後再検討され、感染状況によっては再度の制限がなされる可能性あり

日本からの入国を認め、14日間の自己隔離を求めない国

フランス
「国際移動適用除外証明書」「新型コロナウイルスの症状がない旨の宣誓書」の携行も不要。

オランダ
通常の入国審査を受けた上で入国可能。

ギリシャ
申請書の提出(航空機に搭乗前少なくとも48時間前までに電子申請フォームを専用サイトを利用して提出)

スペイン
申告書の提出(渡航する前に健康状態や旅程予定を申告するシステムへ登録し、その際発行されるQRコードを空港で提示)と検温、目視によるチェックを実施。

デンマーク
観光目的で入国する場合、原則的に国内で6泊以上することが求められ、宿泊予約証明書の提示が必要。

クロアチア
事前にクロアチア内務省作成のWEBサイトから個人情報等を事前登録、支払い済みの宿泊施設の予約票やビジネス会議の招待状等,上記の目的で入国することを証明する資料を提示。

スウェーデン
7月4日から入国の一時的禁止措置の対象外とする。

日本からの入国は認めるものの、14日間の自己隔離を義務付ける国

イタリア
旅行目的、入国後の居所住所、交通手段及び連絡先を明確かつ詳細に記した宣誓書の提出を義務付けるとともに、症状の有無にかかわらず、保健当局への通報並びに宣誓書に記載した居所での14日間の自己隔離及び健康観察を義務付ける。

日本からの入国を認める予定の国

イギリス
7月10日以降、イングランドへの入国の際の14日間の自己隔離の義務を免除。スコットランド、ウェールズ及び北アイルランドへの入国についてはそれぞれの地方政府が別途、公表。

スイス
7月20日から入国制限を解除する予定。

日本からの入国制限の解除を検討中の国

ベルギー
政府は、いつ、いかなる条件で、ベルギーに入国できるかを評価する予定。

日本からの入国制限を継続している国

オーストリア

ドイツ
日本側が入国制限を撤廃した場合に限り制限を解除する方針

ハンガリー

ポーランド

ルーマニア

ノルウェー

フィンランド

尚、日本政府は、欧州全体について、新型コロナウイルスに関する感染症危険情報をレベル3に指定しており、欧州への渡航中止勧告を継続している。

これらの国から帰国した日本人は、帰国後14日間、自宅等を指定場所として待機し、また、自宅等には、公共交通機関を使わず、自家用車などで向かう必要がある。

また、入国(帰国)時にはPCR検査を受ける必要がある。

検査結果がでるまでには最長2日間程度待機が必要になる場合があり、結果が出るまで検疫所長が指定する場所で待機する必要がある。

「外務書海外安全ホームページ」


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