19名が第2回へ
1月20日17時20分、「東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校」(藝高)入試のヴァイオリン専攻第1回目の実技試験の結果が藝高公式サイトに発表され、受験者31名のうち19名(61%)が合格、第2回試験に進んだ。
昨年は24名中16名(67%)、一昨年は25名中18名(72%)が第2回試験に進んだ。(昨年のヴァイオリン専攻の最終合格者数は9名)
ヴァイオリン専攻の第2回試験は1月22日(水)に実施される。
指定された集合時間に集まった受験生が点呼を受け、伴奏を務める試験係員(藝大弦楽科伴奏助手の先生)とリハーサルの後、試験教室へ向かう。
第2回の課題曲は、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 第1楽章。
また、ヴァイオリン以外の弦楽器専攻の受験者数が以下のように判明した。
ハープ2名(昨年2名)、ヴィオラ3名(6名)、チェロ9名(5名)、コントラバス1名(2名)
これにより、今年度の各専攻の合計受験者数は93名となり、昨年(115名)よりも、22名減少した。
ここ7年の受験者数推移は以下の通り。※カッコ内は最終合格者数
【全専攻計】
2020年: 93名
2019年:115名(42名)
2018年: 97名(40名)
2017年:109名(43名)
2016年:119名(41名)
2015年:112名(41名)
2014年:109名(43名)
【ヴァイオリン】
2020年:31名
2019年:24名( 9名)
2018年:25名(13名)
2017年:27名(11名)
2016年:37名(13名)
2015年:29名(12名)
2014年:27名(12名)
【ピアノ】
2020年:32名
2019年:41名(12名)
2018年:44名(14名)
2017年:41名(12名)
2016年:48名(12名)
2015年:47名(12名)
2014年:41名(12名)
【その他弦楽器】
2020年:15名
2019年:15名(9名)
2018年: 4名(3名)
2017年: 8名(4名)
2016年: 8名(7名)
2015年:10名(7名)
2014年:14名(7名)
【管打楽器】
2020年:10名
2019年:21名(5名)
2018年:17名(7名)
2017年:23名(8名)
2016年:18名(3名)
2015年:17名(5名)
2014年:18名(6名)
【作曲】
2020年: 0名
2019年: 4名(2名)
2018年: 2名(0名)
2017年: 3名(1名)
2016年: 2名(0名)
2015年: 2名(1名)
2014年: 2名(0名)
【邦楽】
2020年: 5名
2019年:10名(5名)
2018年: 5名(3名)
2017年: 7名(7名)
2016年: 6名(6名)
2015年: 7名(4名)
2014年: 7名(6名)
令和2年度「ヴァイオリン専攻 第1回合格者発表」(2020/1/20)(藝高公式サイト)
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